Home For The Holidays by J.Cole / 和訳

“If I’m just rapping to be the best rapper, then I’m wasting my time. But if I can help people understand themselves and see their potential, that’s when it’s worth it.”

「ただヒップホップ界でNo.1のラッパーになるのに意味なんてなくて、曲が誰かの人生を動かすならそれが価値だ。」


そんなJ. Coleの想いが込められたリリックを、順番に和訳していきます👇

Verse 1】

Hook】

J. Coleは〈夢を追って地元を飛び出した自分〉と〈今も地元でもがく仲間〉を常に同じフレームで見ている。

成功しても “置いてきた現実” から目をそらさず、「変わったのは自分か、それとも街か?」という葛藤を抱えながらも、“帰れないふり” はしない―― 必ず戻って、仲間や街ごと未来を変えてこそ本当の意味がある。

最初聞いた時は何てオシャレな曲なんだろうって思ってただけでしたが、J.Coleのバースって毎回めちゃくちゃリアルじゃないですか?

軽いノリで書いてるように見せて、アメリカ黒人コミュニティの現実や、成功と引き換えに離れたルーツとの距離感、めちゃくちゃ重いといをユーモアとノスタルジーで包んでる

たとえばこのライン:

“The worst part of growin’ up, man, shit just ain’t for free”

→ 「大人になるって一番キツいのは、もう何もタダじゃないってこと」

笑って流せそうだけど、これ全部の現実を凝縮してるような一行。夢も教育も未来も、金がなきゃ選べないってこと。

だからJ.Cole大好きなんですよね。

今回も見ていただきありがとうございました。

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